第61回（2023年度）ギャラクシー賞が発表され、TBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある！』がテレビ部門特別賞を受賞しました。

＜選評より＞
金曜ドラマ「不適切にもほどがある！」は、昭和を令和の視点から、令和を昭和の視点から相互批評的に見ることを通して、より生きやすい世の中を模索しようとした志の高いドラマです。タイムスリップによって昭和と令和双方の登場人物たちが自らの生きる時代を見つめ直し、価値観をアップデートしていくプロセスを、ミュージカルシーンを織り交ぜながら温かく描きました。
とりわけ、テレビ局を舞台に設定することで、SNS 等による批判や炎上を恐れて萎縮し、当たり障りのない方向へと流されがちな制作現場に対して一石を投じたことは、特筆に値します。テレビのこれからのためにあえて挑戦的な番組を制作した勇気と卓抜な発想力に敬意を表し、特別賞を贈ります。

各部門の大賞、優秀賞、選奨は、5月31日(金)開催の贈賞式で決定、発表されます。

受賞紹介ページはこちら
https://www.houkon.jp/wp-content/uploads/2024/04/press_release61_2.pdf

また、『不適切にもほどがある！』はギャラクシー賞3月度月間賞にも選ばれています。

受賞紹介ページはこちら
https://www.houkon.jp/wp-content/uploads/2024/04/gekkan202403.pdf

番組公式サイトはこちら
https://www.tbs.co.jp/futekisetsunimohodogaaru/

金曜ドラマ『不適切にもほどがある！』
脚本：宮藤官九郎
主題歌：Creepy Nuts「二度寝」(Sony Music Labels)
プロデュース：磯山　晶、天宮沙恵子
演出：金子文紀、坂上卓哉、古林淳太郎、渡部篤史、井村太一
編成：松本友香
製作：ＴＢＳスパークル　ＴＢＳ

【SPARKLE STAFF】
プロデューサー：磯山 晶、天宮沙恵子
監督：金子文紀、坂上卓哉、古林淳太郎、井村太一
プロデューサー補：丸山いづみ、福田梨紗、檀之上卓道
演出補：狩野真澄、西原嘉隆、杉山真奈、鈴木しなの、武田あいか、小林弘幸