SDGsへの取り組み
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
「コンテンツを通してすべての人に喜びを共有してもらいたい」という想いのもと、私たちは様々な活動に取り組んでいます。
SDGs推進委員会
TBSスパークルは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を推進するTBSグループの一員として、メディアを通して社会を動かす起点となるSDGsコンテンツ企画を発信していきます。同時に職場環境においても、地球環境を守り、未来世代をはぐくみ、希望に満ちて働くことのできる会社づくりをしていきます。
-
SDGs推進委員会
「SDGs推進委員会」では、番組づくりそのものがSDGs課題を解決する「SDGsコンテンツ企画会議」とSDGs推進の視点から、新しい働き方を模索する「SDGsハーモニー会議」の二つの会議を立ち上げました。
SDGsを通して、企画開発、職場環境の両面から、コンテンツ制作のイノベーションを起こすことを目指します。
サステナブルな番組制作
-
民放初!英「アルバート認証」を取得した番組を制作
TBSスパークルでは、2021年10月にSDGs推進委員会を立ち上げ、オフィスや番組制作現場でのSDGs推進に取り組んでいます。その一環として、TBSスパークルが制作し、BS-TBSで放送中の番組『Style2030 賢者が映す未来』(2022年3月20日放送回)が、イギリスの団体「アルバート」がCO2排出削減などの面で「Sustainable Production 」(=サステナブルな作品)と認めた番組に与える「アルバート認証」の「2つ星」を取得しました。認証の取得は日本の民放の番組としては初めてのことです。
アルバート認証を取得した3月20日(日)放送回の収録の模様。ゲストは映画作家の河瀨直美。
【 「アルバート認証」とはー 】
番組制作の過程で出るCO2やゴミの量を数値化し、削減への貢献度から3段階の認証が得られるシステムで、イギリスのBBCが立ち上げた業界コンソーシアム「アルバート」が管理運営しています。制度は2014年にスタートし、イギリスBBCは、2022年1月から発注する全てのテレビ番組でアルバート認証の取得を義務付けています。理事会には、NetflixやDiscovery、ITVなどが名を連ねています。TBSスパークルは、2022年3月放送の『Style2030 賢者が映す未来』(BS-TBS)にて、日本の民放で初めてアルバート認証(星2つ)を取得しました。
MOVIE「アルバート認証」を取得した番組制作についての紹介VTR
-
「放送番組制作におけるCO2削減への取り組み」をテーマに講演
テレビ局や放送事業に携わる企業・個人が会員の学会で開催された「番組制作におけるCO2削減の取り組み」を紹介するセッションに、民放初のアルバート認証取得を受けて、当時の番組プロデューサー・石郷岡真実子が登壇しました。
この中で、石郷岡プロデューサーは、当時の担当番組「Style2030 賢者が映す未来」(BS-TBS)で、民放初の「アルバート認証」を取得した経緯や取り組み内容について報告しました。講演には、TBSHDサステナビリティ創造センターの井上波センター長も登壇し、世界初の水素中継車の導入など、TBSグループの取り組みについても話しました。(2023年8月31日)
SDGs番組企画制作
-
私たちはSDGsを楽しくわかりやすく理解していただくために、様々な番組を企画制作しています。
SDGsイベント
-
TBS SDGsイベント「地球を笑顔にする広場 2023秋 地球を守れ!君こそ未来ヒーローズ」
オールスパークルで大盛況!過去最多となる10コンテンツを企画・演出!2023年11月9日(木)~12日(日)に赤坂サカス広場などで開かれた「地球を笑顔にする広場2023秋」。 全社的に”SDGs”に取り組むTBSスパークルでは、ステージの統括・企画に加え、今回はTBSスパークル史上最多となる8つのワークショップと2つのステージを演出・出展しました。
ステージでは、楽器製造時に余った木材で作られた電子ピアノを使った「ピアノタレント・まなまる×SDGs “リユース楽器”みんなでセッション!」が、4日間で最多の観客動員数を記録しました。
そしてワークショップにおいても、延べ体験者数1000人超と、最も人気だったのが「さがみはらの森がやってきた!」です。「丸太伐り」や「VR森林浴」、「間伐材の魚すくい」など、普段はあまり触れることがない”木”を存分に味わえるとあって、子どもだけでなく大人も「体験してみたい!」と常に大盛況でした。
また、イベントには30人を超えるスパークル・クリエイターが参加し、連日イベントを盛り上げました。
以下、各ブースとステージの当日の様子をぜひ、ご覧ください。
なわとび1本で笑顔に!プロなわとびプレーヤーと一緒に跳ぼう!
チームマイケルの圧巻のパフォーマンスに、会場にいる子どもも大人も大大大興奮!!子どもだけでなく、大人も一緒になってパフォーマンスを成功させました。
バイクの未利用材で「ミニシンバル」を作ろう!
バイクを製造する時に「使われなかった金属板」を用いてミニシンバルを作り、持ち帰れるワークショップ。自分たちで色を塗って仕上げ、子どもたちにとても人気でした!
宇宙から考えるJAXAのSDGs①&②
JAXAから月博士がやってきて、TDX(テックデザインクロス)の巨大モニターを使って授業を展開しました。まさに大迫力!JAXAの人工衛星がとらえた地球の変化からSDGsを学ぶ授業にも、興味津々。ARでロケットや探査機SLIMを体感する場面では、みんな大興奮でした!
TBS「世界遺産」出前授業 〜絶滅の危機にあるどうぶつについて学ぼう!〜
「フラミンゴ!」「ゴリラ~」とVTRに登場する動物に、歓喜の声をあげる子どもたち。そして、授業に「へぇ~」とうなずきながら真剣に聞く親御さんたち。大人も子どもも、動物の生態について熱心に耳を傾けてくれました。クイズになると、思わず前のめりになる子どももいて、終始笑いに包まれたブースとなりました。
手話de絵本読み語りをしてみよう!
人事労政部・聴覚障がいがある社員、那須元紀(ろう者)が、手話で絵本の読み聞かせを行っている団体「しゅわえもん」とコラボして行ったワークショップ。毎回ほぼ満席で、子どもも大人も一緒になって、手話や表情で表現することを楽しんでいました。
野菜たっぷりで旨い! 『地球餃子』
by WITH USコネクト代替肉とは思えない程の美味しさと大好評でした!餃子の美味しさだけではなく、多くの来場者に代替肉の価値や将来性を知ってもらえました。
楽器の未利用材で「手作りカスタネット」を作ろう♪
木でできている楽器を製造する時に「使われなかった木材」を用いて、カスタネットを手作りし、持ち帰りできるワークショップを開催。カチカチと手作りカスタネットを鳴らす子どもたちの笑顔が印象的でした。
マシンガンズとゴミを知って地球を守ろう!
お笑い芸人兼ごみ清掃員として活躍中のマシンガンズ滝沢秀一さんが相方・西堀亮さんとともに「地球を笑顔にする広場」に参戦!“ごみ仲間”でもあるガラ林さん&タケウチパンダさんも登場し、楽しく「ごみの分別の大切さ」についてお届けしました。
-
TBS SDGsイベント「地球を笑顔にする広場 2022秋 ~“サーキュラー”で未来を変えよう!~」
メインステージの企画・制作と世界遺産ブースを出展2022年11月3日(木)~6日(日)に赤坂サカス広場とその周辺で開催された「地球を笑顔にする広場~“サーキュラー”で未来を変えよう!~」で、TBSスパークルは「メインステージコンテンツ」の企画・制作と、「クイズで学ぶ!世界遺産が温暖化で危ない!!」ブースを出展。
メインステージでは小学生~中学生をメインターゲットにした楽しく学べる「9のコンテンツ」で、親子に大人気のサイエンスエンターテイナー五十嵐美樹さんによるSDGsを学ぶサイエンスショーや、ミュージシャン「モトブル」によるライブ、キャラクターによるSDGsクイズ大会など、全てのショーが連日大盛況となりました。そして、今回、TBSスパークルはイベント企画・運営だけでなく「TBS世界遺産」のブースも出展!テーマは「クイズで学ぶ!世界遺産が温暖化で危ない!!」。番組「世界遺産」のディレクター陣による出前授業は、子どもや、大人にも大人気!さらに、ゴーグルで体験する「バーチャル世界遺産の旅」も、常に行列ができるほどの盛況ぶりでした。
-
「ノウフクマルシェ」プロジェクト
障がい者のみなさんが、社会参画を実現していく取り組みとして出店2022年6月11日(土)12日(日)の2日間、赤坂サカス広場で開催された「みなとダイバーシティフェスティバル2022」にTBSスパークルSDGs推進委員会が企画をした「ノウフクマルシェ」を出店。
「ノウフク(農福連携)」とは「農業」と「福祉」の連携プロジェクトで、障がい者のみなさんが農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現し、多様性のある社会を目指し生まれた取り組みです。今回のイベントには、全国から5団体に参加していただき、障害のある方々が生産に携わった野菜や食品を販売しました。
「ノウフクマルシェ」のほか、当社のろう者社員による手話教室など障がい者と健常者をつなげるイベントも開催しました。
TBSスパークルSDGs委員会は、今後もノウフクへの理解と交流を深め、多様性のある社会の実現に少しでも貢献していきたいと思います。