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2023/12/25
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TBS関連会社のウェブトゥーン制作会社「Studio TooN」初連載作品が日韓で配信スタート!

TBSが韓国に設立した、縦読み電子マンガ・ウェブトゥーン制作会社「Studio TooN(スタジオ・トゥーン)」社による初連載作品の配信がついに日韓両国でスタートしました。

初連載作品のタイトルは「ああ、恋愛したい」。Studio TooN社員のカン・ウボン作家による完全オリジナル作品で、恋愛に縁がなかった30代の平凡な男性会社員の前に、急に気になる2人の女性が現れたことから繰り広げられるラブコメディです。

この「ああ、恋愛したい」は、まず韓国シェア1位の電子マンガプラットホームNAVER WEBTOONにて11月13日(火)から配信がスタートし、毎週火曜に1話ずつ新しい話が追加され、現在8話まで無料で公開されています。

そして日本でも、NAVER WEBTOONの系列サービスである「LINEマンガ」にて、12月23日から連載がスタート。日本ではまず10話までが一気に公開され、その後は韓国同様に毎週1話が追加されます。

Studio TooNはTBSと、韓国最大手のIT企業NAVER(ネイバー)のグループ会社NAVER WEBTOON(ネイバー・ウェブトゥーン)社、マンガ制作会社SHINE Partners(シャインパートナーズ)社の3社合弁で昨年韓国ソウルに設立され、世界を視野にしたオリジナル・ウェブトゥーン作品を開発する目的で作られた会社です。

今後もStudio TooNでは、年間10作品程度のペースで、多様なジャンルのウェブトゥーン作品を順次発表し、日韓のみならず世界へ配信していく予定です。また、TBSとしては、今後Studio TooNの作品をドラマ・映画・アニメへと映像化していきたい考えです。

「Studio TooN(スタジオ・トゥーン)」概要
2022年5月設立。社員34人(2023年12月現在)
本社所在地:韓国ソウル
代表取締役CEO:岩本炯沢(いわもとけいた)
代表取締役会長:長生 啓(ながおあきら)<TBSテレビ>
主な業務内容:電子マンガwebtoonの企画・開発・制作・版権管理。

webtoon(ウェブトゥーン)とは
スマートフォンなどの電子機器で読む電子マンガの形態の1つで、韓国で開発され、今や全世界に普及しつつある。オールカラーが標準で、縦長のリボン状のマンガ画面を下へ下へと一コマずつ読み進む。日本のマンガの「白黒が標準」「右から左へと横に読み進む」「1ページにいくつかのコマが合わさっている」スタイルとは対照的である。

NAVER WEBTOON社について
韓国最大手のIT企業NAVER(ネイバー)グループに属し、日本で「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontier社とは兄弟会社にあたる。現在、世界各地のグループ会社によるプラットホームの連合体 “WEBTOON worldwide service”を通じて世界10ヶ国語で8,900万のユーザーにウェブトゥーン作品を提供している。NAVER WEBTOON原作の『マスクガール』『女神降臨』『今、私たちの学校は…』などが映像化されて人気を集めるなど、オリジナルのwebマンガ、web小説IPを元にした映画、ドラマ、出版など多様な付加価値ある産業にも事業領域を拡大している。

SHINE Partners社について
2016年設立。創業者であり社長の岩本氏が、ウェブトゥーンの黎明期に韓国でマンガ編集プロダクションに従事した経験を活かし、日本帰国後に当時は日本唯一のウェブトゥーンに特化したスタジオとして起業したマンガ制作会社。主なオリジナル作品に『大切な日はいつも雨』『復讐は離婚の後で』など。

【SPARKLE STAFF】
岡部羽衣子